第10回 The Graphics [ペイント] for Windows
「使ってみようよ。」は、実際にソフトを使っていただき、使用感など体験者の生の声をお届けするコーナーです。
写真加工をもっと気軽に!
イーフロンティア製品体験記「使ってみようよ。」第10回をお送りします。
今回は低価格ながらもRGB48ビット編集機能があり、本格的なフォトレタッチができる「The Graphics [ペイント] for Windows」を体験していただきました。フォトレタッチ……つまり、写真の合成や加工には、プロ向けの高額なソフトがよく使われています。ちょっと趣味で、気軽に使おうとするには、プロ向けのソフトは高すぎると思われている方も多いのでは?
今回の体験者もそのうちの一人で、自分には手が出せないものだと思っていたとのこと。実際に使ってみた結果がどうだったのか……ぜひご覧ください。
興味はあるけれど……写真加工は素人にできるか?
昔から写真の加工には興味があったんです。
画像を加工して証拠写真をでっち上げたり、複数の写真から合成写真を作る……なんだか映画やドラマの中の出来事みたいですよね。私はてっきり、そういうのって専門の設備を使って作られているんだと思っていました。でも、インターネットを使って調べてみると、パソコンソフトで写真の加工ができるようで……加工前と加工後が並べられていたり、加工していく様子を連続画像や動画で紹介しているホームページをたくさん見つけました。広告とか雑誌の表紙とか、元の絵と比較すると驚くほど違っていて「こんなことがパソコンでできるのか!」って、ものすごく驚いたんです。
そうなると、やっぱり自分でもやってみたいなぁ、と思い、さらにいろいろと調べてみたんですが、加工に使われているソフトって、ちょっと気軽には手が出せないお値段なんですよ。さすがに興味本位でウン万円も出せませんし、やっぱり専門家が仕事で使うソフトであって、素人が気軽に手を出せる世界じゃないのかな、とあきらめていたんです。
そんなときに体験する機会を得たのが「The Graphics [ペイント] for Windows」です。聞けば、一通りの写真加工ができて、それでいて手頃なお値段だとか……またとないチャンスなのでチャレンジしてみました。
私にも写真加工ができた!
正直にいいましょう。一般的な写真加工用のソフトと比べると桁違いに安いので「安かろう悪かろう」だと思っていたんです。
写真の加工といっても、ちょっと大きさを変えるとか、一部分を切り出してくるとか、その程度なんだろう。そんな思い込みがあったんですが、見事に打ち砕かれました。本当にびっくりですよ。値段の割にものすごく多機能なんです。写真の明るさを最適に調整してくれる自動補正機能はとても便利ですし、手動で細かく補正するための機能もあります。あと、「フィルタブラウザ」という操作画面があるんですけど、ここから操作すればかんたんに写真加工ができます。なかでもすごく楽しかったのが、モザイク画像作りですねー。ごくごく普通の写真なのに、ちょっとわざとらしくモザイクをかけると、とたんに怪しい画像になるんですよ。
ほかにも、明るさを反転した写真(ようはネガフィルムですね)にしたりとか、白黒にしたりとか、わざと手ブレした写真っぽくしたりとか、さまざまな加工がかんたんにできるんです。たくさん種類があるので、しばらくの間、夢中になってあれこれいじくり回してしまいました。
まだまだよくわからない機能もあるけど、もっと使い方に慣れれば、なんだかすごいことができそうです!
使いこなせるように頑張ります!
まだまだ使っていない機能がたくさんあって、とてもここで全部を伝えきれませんでした。
使いこなせれば、今よりずっと楽しくなりそうなので、これからも頑張ろうと思います!