第9回 VHStoDVD 4.0 Deluxe
「使ってみようよ。」は、実際にソフトを使っていただき、使用感など体験者の生の声をお届けするコーナーです。
アナログビデオをデジタル化!
イーフロンティア製品体験記「使ってみようよ。」第9回をお送りします。今回はアナログのビデオテープをかんたんにDVDにできる「VHStoDVD 4.0 Deluxe」を、思い出の映像をいつまでも保存しておきたいという方に体験していただきました。
ソフトに付属している「ビデオボックス」という装置で、ビデオデッキなどの再生機器とパソコンを接続でき、ビデオをスムーズにデジタル化できるVHStoDVD。その魅力を、ぜひご覧ください。
ビデオテープ、かさばるんですよね……
長い時間をかけて撮り溜めた大量のビデオテープの数々。山のようにあるので、すごい場所を取ります。大掃除をするたびに家族には怒られるんですよね、いい加減処分しろって。
でも、私にとってはどれも大切な宝物です。処分なんてとんでもない! と思うんですが、この前カビでボロボロになってしまったテープを見て、このままずっと取っておくのにも限界があるな、と思いました。
そんな時に体験する機会を得たのが「VHStoDVD 4.0 Deluxe」です。ビデオテープをデジタル化して保存できれば、私の悩みはいっぺんに解決します。ここはチャレンジしてみるしかないでしょう!
このソフトには、初心者向けのワンタッチモードと、映像の編集ができる「アドバンスモード」があるようです。最初はとりあえず様子見で、ワンタッチモードを使ってみました。
作業ごとに画面に指示がでてきて、とてもわかりやすいです。どのタイミングで何をしたらいいのか、丁寧に教えてくれるので、悩むこともなくスムーズに作業が進みました。
特にビデオデッキとパソコンを接続するとき、どこをどうつなげればいいのか、具体的に図で説明してくれるのはいいですね。
ただ、ビデオの録画と同じように、取り込みには時間がかかります。ビデオをダビングしてた頃を思い出すなぁ……。取り込み時間を指定しておけば、放っておくだけでDVDになるので、これは確かに便利で楽ちんかも。
複数のビデオテープを一枚のDVDに!
でも、使っていくうちに気に入ったのは、実は映像編集機能があるアドバンスモードの方です。
いきなりDVDにするのではなく、いったんパソコンに取り込んでおいて、複数のビデオテープの内容を一枚のDVDにまとめることができます。それに、何もかもDVDにしなくても、とりあえず動画ファイルとしてHDDに保存しておくとか、何かと融通が利くのがうれしいです。
音源もデジタル化できた!
そうそう、このソフト、オーディオレコーダーっていう機能を使うと、アナログの音源をデジタル化することもできるんですよね。てっきりビデオテープだけかと思っていたんですけど、これはうれしい予想外です。
デジタル化するためにビデオテープの山をかき分けていたら、エアチェックにハマっていた頃のカセットテープもでてきましたし、ついでにデジタル化しちゃいました。取り込んだ音源はMP3形式のファイルとして保存されるので、iPodなどの携帯用音楽プレイヤーで持ち歩けますし、かんたんに音楽CDにもできます。とっても便利ですよ!
長い付き合いになりそう
作業中についついビデオに見入ってしまいました。あらためて当時の映像を見ると、やっぱり懐かしくなりますね。
残しておきたいとは思っても、普段はしまい込んでおくばかりなので、昔を振り返るいい機会になりました。全部を変換しきるのにはまだ当分かかりそうですし、長い付き合いになりそうです。