第3回 MacDrive 7 日本語版 for Windows
「使ってみようよ。」は、実際にソフトを使っていただき、使用感など体験者の生の声をお届けするコーナーです。
MacとWindowsの架け橋
イーフロンティア製品体験記「使ってみようよ。」第3回をお送りします。今回は「MacDrive 7」というソフトを、最近のMacの機能の一つ、Boot Campを使って、MacでWindowsを使っているという方に体験していただきました。
WindowsでMac用にフォーマットされたディスクを読み書きできるMacDrive 7、その実力はどうなのでしょうか。ご注目ください!
Boot Campの不満点を解消!
「MacでWindowsが動く!」というのに惹かれて、この前新型のMacを買っちゃいました。最新のWindows Vistaもちゃんと動いたし、期待通りだったんですが、使い続けていくうちに不満もでてきました。一つのマシンでMac OS XもWindowsも動かせるのに、その間でファイルをやりとりするのがすごく面倒だということです。Windows側からだと、OS Xの入ったディスクが見えないし、OS X側からはWindowsのディスクは見えるけど、何かと制限があるし※。
せっかく両方使えて便利なのに、ここだけはとっても残念なところだったんです。
- フォーマットがNTFSの場合は読み込みだけ、FAT32だと読み込み・書き出しができます。
今回体験した「Mac Drive 7」は、その不満を見事に解消してくれました。特に難しい設定や操作は必要なく、ただインストールするだけで、自然にMac側のディスクの読み書きができるようになります。あまりにも自然に使えてしまうので、かえって拍子抜けしたくらいですよ。あれこれ大変なんだろうなと思ってましたから。一度この簡単さを味わってしまうと二度と手放せなくなりそうです。
ハイブリッドCD/DVDもバッチリ!
あとは、そうそう、MacでもWindowsでも使えるCDやDVDってあるじゃないですか。一枚のディスクで、Macに入れるとMac用の、Windowsに入れるとWindows用の中身を表示してくれるアレです。MacDriveを入れておくと、どっちを表示させるか自由に切り替えられるようになるので、たとえばMac側のディスクにしかないファイルを移動させたい時なんかに便利ですよ。ただ、Macのファイルを表示させるように設定しちゃうと、本来表示されるWindowsのファイルは切り替えるまで見られなくなるので、慣れないうちは困ったり戸惑ったりするかも……ちょっと注意しないといけないところかな。
縁の下の力持ち、かな
最初はあんまり大したソフトじゃないと思ってたんですよ。あんまり派手じゃないし、機能もシンプルだし。でも、しばらく使ってみてわかったのは、縁の下の力持ちっていうのかな、本当に必要な機能をキッチリ押さえてくれるところ。これって、実はとっても重要なんだなぁって再確認しました。
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